目次
フレッツ光を契約中で引越しする場合
フレッツ光を契約中で、引越しが決まった場合、主要な手続き方法の選択肢は以下になります。
・移転手続き(NTTの管轄エリアが同じ場合)
・一旦フレッツ光を解約して新規契約(NTTの管轄エリアが異なる場合)
・フレッツ光から他社回線に切り替える(フレッツ光エリア外や使いたい回線がある場合)
基本的にはこの3つの方法を取る場合が多いです。もちろん移転手続きができればスムーズではありますが、条件もあるため、引越し先の情報も事前にチェックしておきたいところです。
》引越し時のインターネット回線に関する手続きを解説!これを読めば全体が理解できる?
フレッツ光の引越し 〜「移転手続き」の場合〜
フレッツ光を契約中の方が、基本的には契約内容をそのままに、転居先でもこれまで通り使えるようにする手続き方法です。インターネット回線の引越しのような感覚をイメージするとわかりやすいかもしれません。ただし、この「移転手続き」は、管轄するNTT西日本・東日本のそれぞれのエリア内での引越しの場合にのみ使える方法です。例えば、東京(NTT東日本)から大阪(NTT西日本)への引越しの場合は管轄するエリアが異なるため、移転手続きは不可能となる点にはご注意ください。
また、移転する際に工事費として2,000円(税抜)〜18,000円(税抜)がかかる場合がありますのでこの点は事前に確認しておきましょう。
引越し時の移転手続きはどこでする?
フレッツ光の移転手続きは、インターネット上もしくは電話によって行えます。契約中のフレッツ光を管轄するエリア(NTT西日本もしくは東日本)に連絡して移転手続きを行うようにしましょう。
NTT西日本:東海・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄
NTT東日本:北海道・東北・関東・甲信越
移転手続きで必要なもの
・契約者情報(名義・連絡先・引越し前住所)
・利用中の固定電話番号(固定電話番号を持っている場合)
・移転先住所(集合住宅や戸建に関する情報も含む)
・引越し予定日
・工事希望日
基本的に特別なものはこの時点で必要ありませんが、引越し先の情報は詳しく聞かれる場合も想定して、事前に把握しておきましょう。
また、移転先での工事日について土日を希望する場合は特に混雑が予想されます。あらかじめ事前にスケジュールを整えておくことや複数候補日を用意しておくと良いでしょう。
※工事日を土日に行う場合、通常の工事日に3,000円 (税抜)が加算されます。
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移転手続きの流れ
フレッツ光を引越し先でもこれまで通り使うための「移転手続き」。簡単な全体の流れは以下の通りです。
①インターネット上か電話にて移転手続きの申請
②すでに契約しているNTT(西日本・東日本)から書類等が届く
③工事の日程調整(立会い工事の際)
④工事完了→開通
以下の流れが大まかな移転手続きの流れになります。
※移転先での工事は、立会いが必要な場合と不要の場合があります。不要の場合も無派遣工事と言って、宅内には立ち入らないチェック等があります。
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フレッツ光の引越し 〜「管轄エリア」をまたぐ場合〜
フレッツ光は、提供会社が西日本地域と東日本地域で別れていて、NTT西日本と東日本が管轄しています。それぞれの管轄エリア内での引越しの場合は、上記でご紹介した移転手続きが行えますが、東日本から西日本、西日本から東日本への引越しの場合には提供会社が異なるため、移転手続きは不可能となり、解約して新たに新規申込みをする必要があります。
NTT西日本と東日本のそれぞれのエリアは?
東日本と西日本の境目…普段はあまり考えたことのないことですよね。「NTT東日本」と「NTT西日本」は県ごと分けられています。NTT東日本とNTT西日本のエリアは、次の通りです。
NTT東日本エリア | 青森県、山形県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、長野県、山梨県、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県 |
NTT西日本エリア | 石川県、富山県、福井県、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、広島県、島根県、鳥取県、岡山県、山口県、香川県、徳島県、高知県、愛媛県
福岡県、宮崎県、熊本県、大分県、佐賀県、長崎県、鹿児島県、沖縄県 |
管轄エリアをまたぐと何が変わる?
フレッツ光のそれぞれの提供エリアを展開する「NTT東日本」と「NTT西日本」では会社が異なります。エリアをまたぐことで提要会社が異なるということになるのですが、提供会社が変わるといったい何が変わるのでしょうか?
「NTT東日本」と「NTT西日本」の関係
「NTT東日本」と「NTT西日本」は、もともとNTTという一つの会社でした。1999年、NTTの再編で持ち株会社である「NTT」と、「NTT東日本」「NTT西日本」「NTTコミュニケーションズ」の4つに分けられました。「NTT東日本」と「NTT西日本」は、地域通信事業という点で共通していますが、地域を分割したことで、それぞれの事業に特化した営業が行えるようになりました。その結果、NTT時代よりも活性化したと言われています。
つまり「NTT東日本」と「NTT西日本」は、どちらもNTTの子会社にはなるわけです。
「NTT東日本」と「NTT西日本」の違い
「NTT東日本」と「NTT西日本」は、会社自体が独立しています。そのためサービス内容は同じでも、名称や価格設定それぞれに異なります。
例えば「NTT東日本」で現在主流となっている戸建てプランの名前は「フレッツ光 ネクスト ギガファミリー」ですが、「NTT西日本」の同じランクの戸建てプランは「フレッツ光ネクスト 隼(はやぶさ) ファミリータイプ」となっています。また料金も「NTT東日本」に比べると「NTT西日本」の方が安く設定されているようです。
NTT東日本とNTT西日本のエリアは、境界線がはっきりとしているため「東→西」や「西→東」など境界をまたぐ引っ越しの場合は、一度解約し、お住まいのエリアを担当している会社で契約する必要があります。ですので通常の引っ越し時のように、移転手続きなどはできません。
管轄エリアを跨ぐ場合の手続き
上記でご説明したように、NTT西日本と東日本では会社が異なるため、引き継ぎや移転鉄dきはできません。
そのため、現在契約中のフレッツ光を一度解約した上で、再度引越し先での住所でフレッツ光を新規契約するか新たな回線を契約するかたちになります。
ここでは、フレッツ光の解約の方法をご紹介しておきます。
フレッツ光の解約の流れ
解約の場合は、NTT西日本・東日本どちらも共通の連絡先に電話すします。
電話番号:0120-116-116
受付時間:9時〜17時
解約の申請を行なった後は、それまでレンタルしていたモデムを返却するかたちになりますので忘れないようにしましょう。
プロバイダはどうなる?
フレッツ光は NTT西日本・東日本をまたぐ場合は解約しなければなりません。しかし契約しているプロバイダに関しては、地域に関わらず継続利用することが可能な場合もあります。少しでも手続きに手間をかけたくない場合は、プロバイダに連絡して、引越し先でも利用できるか確認しましょう。継続利用できる場合は案内に従って手続きを行います。プロバイダが継続利用できなかったり、違うプロバイダを契約する場合は解約を申請するようにしましょう。注意点として、プロバイダは契約更新月以外は解約金が発生します。解約金の額はプロバイダによって異なりますが、3,000円~7,000円が一般的ということを頭に入れておきましょう。
解約手続きの注意点
・お客様ID(開通案内や請求書に記載されているID)が必要
・工事費用の残債は解約後に一括で支払い
・そのほか解約金が発生する場合(「にねん割」の場合、1,500円もしくは9,500円)
・電話番号が使えなくなる(加入権をお持ちの場合、相談する)
・解約をした場合、インターネットは使えなくなります。引越しギリギリまで使いたい場合は、解約日を引越し日にするなど調整しましょう。
》フレッツ光を解約した場合、お得なインターネットはどれ?WEB問い合わせで聞いてみる
引越し先エリアでフレッツ光を新たに契約
引越し前の住居で契約していたフレッツ光の解約とともに、進めておきたいのが転居先でのフレッツ光(必要であれば同様にプロバイダ)の契約。管轄エリアを跨いでの引越しの場合は、提供する会社が異なりますのでフレッツ光を使いたい場合は「新規契約」をすることになります。代理店窓口や公式サイトにて新規申込みの契約を行なった上で、引越し日以降に工事日を設定するようにしましょう。
この際も、工事日を土日で行う場合には手数料が加算されますのでご注意ください。
※転居先でフレッツ光が使えない場合もありますので、提供エリアかどうかという点は事前に確認しておきましょう。
》フレッツ光もドコモ光もエリア検索が可能!担当者がすぐに確認!
フレッツ光の引越し 〜解約して新たな回線を新規契約〜
最後にご紹介するのが、引越しをきっかけに新たに回線を契約するという選択肢です。引越しのタイミングで他社回線を契約したい場合や、引越し先でフレッツ光が使えない場合などもこの方法を取る方が多いでしょう。
引越し先で新規契約する場合に必要なこと
フレッツ光の解約方法や流れに関しては、上記でご紹介したので同様です。あとは引越し先で契約するインターネット回線を決めておきましょう。まず大前提として、引越し先の住居で使える回線を確認しておくこと。使える回線を確認した上で、その中で選ぶという方法が効率的です。使いたい回線が決まっている場合は、引越し先住居でその回線が使えるか「エリア確認」をしておきましょう。
スマホやケータイキャリアと合わせて契約するのがお得
セット割も浸透しているためご存知の方も多いかもしれませんが、毎月の料金面ではスマホとのセット割を行なっている回線を契約するのがおすすめ!ソフトバンクならNURO光やソフトバンク光、auならauひかりや各光コラボレーションサービス(ビッグローブ光やDTI光など)、ドコモであればドコモ光。セット割サービスを適用させることで毎月大幅な割引が適用されることになるため、ぜひこの割引サービスを受けることをおすすめします。最近ではドコモ光のようにケータイとのセット割を行なっている場合もあるため、スマホじゃないからと言って諦めずに確認してみてください。
また、利用料金の請求も一括にまとめることも可能であるため、料金面以外でのメリットもあるでしょう。
フレッツ光からドコモ光への乗り換えがおすすめ!
ドコモ光とは、NTT docomoが提供する「光コラボレーションサービス」です。基本的に全国をサービスエリアとしており、仮に今後再度引越しの場合でもドコモ光ならNTT東西の管轄エリアに関わらず、移転手続きだけで引っ越し先でも契約を引き継ぐことができます。また料金も全国一律な点もわかりやすい点と言えるでしょう。もちろんドコモ光だけでなく「光コラボレーションサービス」ではこうしたメリットがあると言えます。
ただし、フレッツ光を提供するのは NTT西日本・東日本であり、そのフレッツ光回線を借りて独自の回線として提供されているのが「光コラボレーションサービス」であるため、その中でもNTTと関係の深い「ドコモ光」は安心感があるのではないでしょうか。
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フレッツ光の引越し時におすすめなのが転用手続き
フレッツ光からドコモ光に切り替えるをすることを「転用」と言います。転用は、解約して再契約するものとは異なり、解約金不要・工事費不要で乗り換えができる仕組みです。現在フレッツ光を利用している方で、移転をする予定のある方は、ドコモ光にしておくと手続きが便利でお得ですし、移転作業も楽にできるのでオススメです。
》フレッツ光からドコモ光へ転用するには?乗り換えの4大メリットとは
フレッツ光の引越しは選択肢をよく考えて
今回はフレッツ光を契約していて引越しをする場合の手続きに関してご紹介しました。
選択肢は複数ありますが、それぞれメリットも異なります。まずは引越し先で使えるインターネット回線を確認した上で、どの手続きを取るのが良いのかを考えてみましょう。
料金面では、ドコモ光を新規契約することも非常にお得になります。当サイトならモバイルルーターの無料レンタルも実施しているため、日にちやスケジュールの心配もしなくて済むでしょう。
フレッツ光を利用しているけど、引越しの際にどうするべきか不安がある場合は、お気軽に無料相談をご利用ください。
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