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docomo withとは
対象機種を購入すると、毎月の料金が1,500円割引になる「docomo with」。従来の購入サポート制度と異なり割引期間が限定されていないのが特徴です。対象機種を利用している間は割引が継続されます。つまり対象機種を利用し続けている限り、3年後でも5年後でも割引が適用され続けるのです。お気に入りの機種を長く使い続けたい方にはオススメのプランです。
また「docomo with」は、契約後にSIMを挿し替えてSIMフリーの端末に乗り換えても、割引が適用され続ける点に独自性があります。他の携帯キャリアに類似するプランは見当たりません。ただし月額料金から一定期間、料金が割り引かれる他の端末購入補助(月々サポートや端末購入サポート)とは併用ができない点には注意が必要です。
適用条件
「docomo with」を適用するには、いくつかの条件があります。対象となる契約は「新規契約」「乗り換え」「機種変更」「契約変更」に限られています。また対象のプランのいずれかに加入する必要があります。通話とパケットについて、それぞれ対象となるプランを契約しなければなりません。契約は個人名義だけでなく法人名義でもOKです。なお個人名義の場合は、中学生以上が対象となります。
<契約対象プラン>
通話:対象料金プラン | ・カケホーダイプラン(スマホ/タブ) ・カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ) ・シンプルプラン(スマホ) |
パケット:必須パケットパック | ・ベーシックパック(1/3/5/20) ・ウルトラデータパック(L/LL) ・ベーシックシェアパック ・シェアパック(5/10/15/20/30) ・ウルトラシェアパック(30/50/100) ・ビジネスベーシックシェアパック ・ビジネスシェアパック(5〜3000)、 ・ウルトラビジネスシェアパック(30/50/100) |
通話に関するプランは「ずっとドコモ割コース」「フリーコース」「定期契約なし」も対象です。パケットについては「シェアパック」「ウルトラシェアパック」「ビジネスシェアパック」「ウルトラビジネスシェアパック」の子回線も対象に含まれます。
機種変更で「docomo with」の対象機種を購入し、以前から契約しているプランを継続したいの方の中には、既に新規受付が終了になっているプランでも引き継ぐことができるのか不安かもしれません。
でも安心してください。2016年9月に新規受付を終了している「データLパック」「シェアパック(20/30)」「ビジネスシェアパック(20/30)」、ならびに2018年5月に新規受付を終了した「シェアパック5/10/15」「データパックS/M」も、現在契約中であれば対象に含まれます。
docomo withの対象機種
「docomo with」を適用させるためには、対象機種を購入する必要があります。最近では、待望のiPhoneが登場しました。
iPhone
今まで、「docomo with」の対象機種はAndroidスマートフォンのみでしたが、2018年9月からiPhone6s(32GB)が対象となりました。iPhone6sは2015年に発売された機種で価格が安く設定されているため、iPhoneをドコモ回線でお得に使いたい方にピッタリです。総額は42,768円で24回払いにすると月1,782円となります。
Android
Androidスマートフォンの対象機種は次の通りです。テレビCMで良く見かける機種や、スマホ初心者でも使いやすい機種など、ラインナップが豊富です。
機種名 | 料金 |
arrows Be F-04 | 33,696円(月1,404円×24回) |
LG style L-03 | 40,176円(月1,674円×24回) |
AQUOS Sense SH-01K | 30,456円(月1,269円×24回) |
MONO MO-01K | 25,272円(月1,053円×24回) |
らくらくスマートフォン me(F-03K) | 38,880円(月1,620円×24回) |
Galaxy Feel2 SC-02L | 42,120円(月1,755円×24回) |
AQUOS sense2 SH-01L | 31,752円(月1,323円×24回) |
iPhone6sを長く使うとどれだけお得?
他社からの乗り換えでiPhone6sを購入する場合には、毎月どれくらいの費用がかかるのでしょうか?今回は端末代を24回の分割払い、通話はシンプルプラン、データ通信をベーシックパック5GBを選択した場合で試算してみました。
iPhone6s:32GB(分割24回払い) | 1,782円 |
シンプルプラン(2年定期契約あり) | 1,058円 |
ベーシックパック5G | 5,400円 |
インターネット接続サービス | 324円 |
docomo with | -1,620円 |
月額料金の合計 | 6,944円 |
※税込み価格
このプランで機種変更せずに「docomo with」を継続した場合、、25ヶ月以降は月額5,444円になります。端末の支払いが終わっても、割引が継続していくのですから、間違いなくお得!ですよね。
docomo withのケータイ補償サービスについて
docomo withで購入した携帯電話が紛失したり、壊れたりしたときの補償はどうなっているのでしょうか。ドコモの「ケータイ補償サービス」は、携帯電話の修理代金のサポートや交換電話機を届けてくれるオプションサービスです。docomo withで購入した機種も「ケータイ補償サービス」の対象となっています。「ケータイ補償サービス」に加入しておけば、万が一の故障のときに高い修理代を払う必要がなくなるので安心です。
「ケータイ補償サービス」には、交換電話機のお届けや修理代金のサポートなどがあります。
【交換電話機のお届け】とは、水漏れや全損・紛失・盗難・故障などのトラブルにあったときに、初期化を実施した同一機種・同一カラーの、交換用電話機が提供されるサポートです。依頼をすれば、自宅やオフィスに1〜2日以内に届けられるのが嬉しいところです。
【修理代金サポート】は、故障した機種をドコモで修理した場合に、修理代金をカバーしてくれるサービスです。保証対象内の故障であれば、無料で修理可能なうえ、保証対象外の故障であっても修理代金の上限3,000円を支払えば修理できます。
月額料金とトラブル時の負担金は次の通りです。
月額料金 | 機種 | 交換電話機利用時の負担金 |
330円 | ・AQUOS sense SH-01K
・MONO MO-01K ・らくらくスマートフォン me(F-03K) ・arrows Be F-04 ・LG style L-03 ・Galaxy Feel2 SC-02L ・AQUOS sense2 SH-01L |
5,000円 |
750円 | iPhone6s | 11,000円 |
まとめ
「docomo with」は同じ機種を長く使う方にメリットがあります。「docomo with」を継続しながらSIMフリー端末にSIMを挿し替えられるのも嬉しいところです。家族で「docomo with」を利用すれば、シェアオプションで通信量が抑えられるため、月額料金が格安SIMレベルになります。仕事とプライベートで複数台のスマホを使いたい人や家族全員のスマホ代を安く済ませたい人に、ぜひ検討していただきたいプランです。
さらにインターネットのドコモ光と携帯電話をセットにすれば、「ドコモ光セット割」が適用されるのでもっと料金が抑えられます。ドコモの料金シミュレーションページでは、機種やプランを指定すると毎月の月額使用料の見積もりが簡単に出せるので、試してみてはいかがでしょうか?